日別アーカイブ: 2013年4月21日

チェアスノーボードでニセコアンヌプリ登頂&滑走 4月21日

今年からパタゴニア社のアンバサダーとして活動しているチェアスノーボードの辰己博実(タツミヒロミ)くん。
スノーボードでの怪我による脊髄損傷で下半身不随となってからも、障害に負けず、雪山を滑り続け、毎年進化しているチェアスノーボーダー&カヤッカーです。
彼はチェアスキーにスノーボードをつけて、グルーミングされたゲレンデはもちろん、深いパウダースノーやハーフパイプなんかも自由に滑っています。

天候も良いとのことで、彼とニセコアンヌプリ山頂まで登って滑ることに。
プランは、ニセコグランひらふスキー場の一番上のキング第4リフト降り場(標高1,180m)からロープで引っ張ってニセコアンヌプリ山頂(標高1,308m)まで登って、そこから裏のバックカントリーエリアを滑るという予定です。
彼との山頂への登りは何度も経験していますが、4月の後半に登るのは初めてです。

最初は僕と友人のゴリ&リズとその友人1名しか集まっていなかったんだけど、山頂ゲートで登る準備をしている間に協力してくれる方々がみつかり、最終的には9名になりました。協力していただいた方々本当にありがとうございます。

まずはニセコグランひらふスキー場キング第4リフト降り場の山頂ゲート(G3ゲート 標高1,180m)から登ります。
チェスノーボードでニセコアンヌプリ山頂へ登る

こんな感じでロープを使って、ひっぱります。もちろん辰己くん自身も両手に持っているアウトリガー(チェアスキーヤーがストック代わりに使うもの)を使って登っています。
辰己博実君ニセコアンヌプリ山頂へ登る

もう少しで山頂。それにしても天気がいいです。春の雪山登りは気持ち良い!
チェスノーボードでニセコアンヌプリ山頂へロープで引っ張る

無事ニセコアンヌプリ山頂(標高1,308m)に到着。
こんな感じでスノーボードの裏にスキーシールを張って登っています。
板は、「GENTEMSTICK IMPOSSIBLE 186」。
辰己博実でニセコアンヌプリ山頂到着

協力してくれた方々とは山頂で別れ、当初のメンバー5人で裏側のバックカントリーエリアを滑りました。
4月下旬ですが、雪質もよく、ノートラックの斜面を気持ちよく滑走。
チェスノーボードでニセコアンヌプリ山頂から滑走

滑り降りた後の横移動と登りが思いのほか大変でしたが、アクシデントも無く無事帰ってくることが出来ました。
楽しい一日を過ごすことが出来ました。
ご協力いただいた方々本当にありがとうございます。

ちなみに、辰己くんはカヤックの腕前もかなりのもので、障害者カヌースプリントの日本代表としても頑張っています。
辰己君のやっている「Youtei Outdoor」が今年は5月からラフティング開始です。
詳しくはこちら→ Youtei Outdoor
0歳の子供からシニアの方、障害のある方まで、誰にでも楽しめる湧水の池ラフティング。ワンちゃんもOKです。
ニセコ雪道楽
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